鶴岡りさ『「依存型こじらせ女子」だった私が、彼から溺愛される女になれた方法』感想。
今回は、鶴岡りささんの『”依存型こじらせ女子”だった私が、彼から溺愛される女になれた方法』の感想を紹介します。
- 既読スルーに振り回されない「愛されLINEメソッド」
- あなたが苦しい恋愛を繰り返してしまう理由
鶴岡りささん『「依存型こじらせ女子」だった私が、彼から溺愛される女になれた方法』感想
YouTubeで恋愛の動画を結構見てるんですが、その中でヒットして「この方めっちゃ美人…!」と思い、見続けていたのが鶴岡りささんの動画でした。
動画を見続けていくうちに、本も気になってきて今作『「依存型こじらせ女子」だった私が、彼から溺愛される女になれた方法』を購入しました。
美人が書いてる恋愛本って、高確率で
「それって、著者のビジュアルがあるからこそ、できる技やん〜〜〜!!!」
みたいなのが多いんですよね〜〜〜(遠い目)
というのも、昔、元ホステスの人が書いた恋愛本を読んで大失敗した痛い経験があるんです。
↓確かこの本。笑
この本に書かれてた「ボディタッチで男性をメロメロテク」をまったくモテなかった私はそのまんま鵜呑みにして、当時気になっていた男性にそのメロメロテクニックを試したんですよ。
そしたら…
待っていたのは、モテモテ街道♡ではなく、その男性にドン引きされるという地獄絵図!!!
あの時の彼のドン引きっぷりと引きつった表情、今でも鮮明に思い出せる…(苦笑)
結局、恋に落として付き合うどころか若干嫌われて、そのまま疎遠になった苦い経験があります…。つら…。
でね、そういう振る舞いって「普段からナチュラルにできる人」のものであって、不慣れな人間が上級テクニックを突然マネすると大事故起こすキケンがあるので、取り扱い注意なんですよ…。
でも、『「依存型こじらせ女子」だった私が、彼から溺愛される女になれた方法』著者のりささんは美人な方ですが、昔は私と同じようにLINEの自爆もしてきたし、彼に電話やメッセージを何度も送って恋愛を破壊してしまう”依存系こじらせ女子”だったそうです。
しかし、以前の私は、極度の「依存型こじらせ女子」でした。LINEの返信が来ないからと夜中に何十回も彼の携帯に電話したり、友達にわざと私の彼を誘惑してもらい彼の愛を確かめたり、SNSのログイン時間を確認して「なんで起きているのに返信をくれないの?」と送ったり。
それなのに、たくさんの愛情を求めて9股をかけたりと、暴走は止まりませんでした。ですから、これまでに出会ってきたどんな女性よりも一番、「依存型こじらせ女子」であると自負しています(笑)。
引用:”依存型こじらせ女子”だった私が、彼から溺愛される女になれた方法 No.21
そんなりささんが色んな成長を経て、今は素敵な旦那さんと素敵なパートナーシップを築かれているので、そんな経緯を経験してきた方の話すことなら信頼できるかもと思いました。
最初は私たちと同じタイプだったりささんが書く本だからこそ、言葉に信頼性が増すよね…!
りささんいわく、恋愛でいつもうまくいかないのは「本当の私を愛してくれる人はいない」という思い込みがあるからだそうです。
恋愛を破綻させてしまう「依存型こじらせ女子」って?
恋愛でうまくいかないのは、今までいろんな恋愛を経て、依存型こじらせ女子になってしまっているからなんです。
あなたの観念チェックのために、試しに下の文章を読んでみてください。
「どうせ私なんて…」
「こんな私が愛されるはずがない…」
どうですか?この文章読み上げてみて、どういう感情が湧きました?
「ほんとそうだー(涙)」と思いましたか?
逆に
「私が愛されて当然♪」
「私の良さがわからないなんて!」
こちらの文章読んでみて、どういう感じますか?
なぜかわからないけど、居心地の悪さを感じたり、心がザワザワしましたか?
こじらせ女子の方からすると、この言葉は口にするだけでも違和感MAXかもしれません。
私も少しずつ自己肯定感高まってきて入るものの、まだまだ「私なんて」マインド強め。
でもね、”前提”さえくつがえせば、幸せな恋愛を手に入れることができるんです。
しかも、恋愛依存型の女性ほど、実は幸せになるチャンスを持っている女性なんですよね。
だって、恋愛にそれだけエネルギーを注げる女性ってことだから、それがスムーズに進むようになれば、仕事も人生も円滑に進むのは当然のこと。
依存型の恋愛をしてしまう人は、人生を大きく動かすほどの莫大なエネルギーを持った魅力的な人でもあるんです。
だからこそ、エネルギーの使い方とコントロール方法を学ぶべきだということ…!
本当の自分を取り戻せると、今まで恋愛で消耗していたエネルギーをさまざまなことに使えるようになり、人生がどんどん進みはじめます。
自分の中に〝こじらせ〟を持っている人は、恋愛で大量のエネルギーを消耗しています。つまり、〝こじらせ〟を癒やすことができれば、それだけ使えるエネルギーが増えるということ。エネルギーの使い方次第で、ものすごい力を発揮できるようになるのです。
引用:「依存型こじらせ女子」だった私が、彼から溺愛される女になれた方法 No.240
りささんが実際に変わってるので、今、依存型の恋愛ばかりだったとしても、エネルギーのコントロールさえ覚えれば、少しずつ変わっていけるよね…!
今どきの恋愛本にはかかせないLINE術がもりだくさん
最近の恋愛本読んでたら、必ず書かれているのがLINEテクニック。
私も好きな人から返信がこなくて不安になって自爆したり、彼氏に返事急かしたりとか色々失敗してきた人生でした…!笑
そんなLINE難民の女性たちを助けるのが、りささんのLINEテクニック。
本書は女性目線でのLINEテクニック紹介なので、愛されるLINEのやり取りが学べます。
中でも印象に残ったのが、自爆LINEを送ってしまう理由と自爆LINEを防ぐ方法。
ちょっと前、片思いしてた人に自爆LINE送っちゃって見事粉砕したところなんですよね、私…。笑
不安がやってくると、いつもその不安な気持ちを彼にわかってほしくて、不安を解消してほしくて、むやみにLINE送ってしまっていたんですが、まさにそういうLINEは送らないほうがいい!と書かれていて「ですよね〜(棒読み)」ってなりました。笑
そこで、やるべきなのは「なぜ、私は彼にこのLINEを送ろうとしているのか?」と問いかけてみること。
LINEを送るその瞬間って、不安や焦りの感情から「まわりのことが正しく見れてない状態」になっている可能性が高いんです。
なので、なるべく感情的なLINEを送らないようにしつつ「なんで彼にこのメッセージを送ろうとしてたのかな?」と内省しましょう。
まず、彼に送ろうと思っていたLINEの文章を、そのまま書き出します。それを、自分で読み上げながら「このLINEを送られてきたらどう思うかな」と、客観的に考えます。その次に、「なぜ私はこれを言いたいのか」を掘り下げます。
引用:「依存型こじらせ女子」だった私が、彼から溺愛される女になれた方法 No.926
すると、本当の自分と繋がれて「あなたの本当の気持ち」に気づけるようになっていくんです。
私もこのステップで自爆LINEをした時を振り返ってみると、
- なぜ彼からのLINEに執着してしまったのか?
- 他の人から連絡なかなかこないから、彼からの連絡が嬉しかった
- 彼とのLINEが楽しすぎた
- 私をわかってくれるのは彼だけだし、私を見てくれているのは彼だけだと思いこんでしまっていた
- 人生にはたくさん楽しいことがあるのに、「私の楽しみは彼」しかない視野が狭くなっていた
- 人生をまだまだ楽しみきれてないから、彼からのLINEに依存してしまうのでは?
- じゃあ、まずは「人生」「仕事」「休日」をもっと充実させて私を楽しませよう!
- 新しい出会いを求めたり、以前から興味あった趣味を始めてみようかな♪
って感じで、新しい気持ちに気づけたのと今の私にあった新しい行動が見えてきました。
彼からのLINEが嬉しいという気持ちも確かにあったんですが、更に奥深くにあった私の本当の気持ちは「もっと人生を充実させたい」と思っていたんです。
ここから「なぜ」を考えていきましょう。「なぜこのLINEを送ろうとしているのか」→「連絡がもらえないのが寂しい」→「普通だったら愛している人には連絡するはずだ」→「私は大切にされていない」という風に、「連絡がもらえない=大切にされていないと感じている」から連絡をとりたくなっている自分に気がつきます。
「連絡がもらえていない私は、愛されていない」という思い込みが存在しています。つまり、連絡が欲しいのではなくて、大切にされている・愛されている実感が欲しいということなのです。
引用:「依存型こじらせ女子」だった私が、彼から溺愛される女になれた方法 No.941
人生が充実してなくて、寂しい気持ちがあったから、彼からの手軽なLINEにたまたま依存していただけだったのか…!
まとめ 依存型こじらせ女子は幸せになるエネルギーを秘めた人
- 今依存型の恋愛ばかりしてしまう人でも、コントロールを学べば変わっていける
- 不安ベースのLINEは送る前に紙に書き出す
- 内省すると自分の本当の気持ちに気づける