回避型の野良猫男子の攻略法がわかる一冊『異性の心を上手に透視する方法』感想
私の好きな人、近づこうとすると一定の距離置かれて親密にならせてくれないんだよね…。
どうやったらもっと仲良くなれるのかな…?
こんにちは、ツンデレ野良猫男子大好物のたっつん(@Rensachi7)があなたのお悩み解決する本を紹介します!
「距離を近づけようとすると、彼が離れていく」
「愛情表現すればするほど、パートナーに振り回される」
あなたはこんなことで悩んでいませんか?
私も「なかなか距離をつめさせてくれない、心を開いてくれない野良猫男子」との恋愛に疲れて「どこかに野良猫男子の攻略法はないのか…」とさまよっていました。
そんな時に出会ったのが、この『異性の心を上手に透視する方法』でした。
「なぜ、あなたが野良猫男子のような人に惹かれてしまうのか?」
「野良猫男子との辛い恋愛からの脱出法」
が書かれていて、なぜ自分が”ツライ恋愛を繰り返してしまうのか”わかったんです。
それと同時に、野良猫男子を見分けるスキルも身につきました。
もし、あなたが野良猫男子との恋愛で悩んでいるなら、ぜひこの本を読んでみてください。
ツライ恋愛を終わらせるきっかけがきっと見つかるはずだから。
私はこの本読んで、自己肯定感高めて野良猫男子追いかけるのやめよ〜って思えるようになってきました!
安定型の男性と幸せな恋するぞー!♡
- あなたがいつも恋愛でうまくいかない理由
- 距離を詰めさせてくれない人の正体
『異性の心を上手に透視する方法』あらすじ
恋愛関係において、私たちはロボットのように決まった行動をすることが、最新の研究で明らかになっている。
異性の心を上手に透視する方法 Kindle版
にもかかわらず、人はなぜ「最悪の相手」への誘惑に勝てないのか…。
異性の気持ちを見抜く方法を、実例を交えてわかりやすく解説し、全米ベストセラーとなった衝撃の一冊。
『異性の心を上手に透視する方法』は、精神科医・神経科学者のアミールレバイン博士著書の全米でベストセラーとなった恋愛心理学本です。
幼少期に親の愛情と接し方で形成されるアタッチメント行動をベースに、3種類の愛着スタイル、安定型・不安型・回避型の特徴や事例を交えながら紹介しています。
恋愛ですぐに不安を感じてしまう人の理由や、不安な恋をやめる解決法が説明されています。
『異性の心を上手に透視する方法』感想
『異性の心を上手に透視する方法』は、プレジデントの連載記事「なぜ「運命の人」との恋は長続きしないのか」で知った本です。
気になったので、kindleで買って読んでみたら…
これ…野良猫男子のことやん!
てか…私の恋愛パターンそのものが書かれてるやん!!!
と共感が止まりませんでした。笑
私は好きな人ができると、好きすぎて
「勝手に不安になる→自ら関係性を壊してしまう」
というパターンで終わることが多く、うまくいかない恋愛に悩んでいました。
- 返信が返ってこないだけで不安になって「どうして返信くれないの?」と相手を責めて見事自爆
- 彼のちょっとした言動も「私のこと好きじゃないんだ」というサインとして受け取って不安になる
- 感情が高ぶったり下がったりして疲れる
- 異常に彼に執着してしまう
- 出会いはあるものの、交際が長続きしない
割とすぐ恋人はできるものの、安定した関係性が続かないことが多くて、良好なパートナーシップを築くことができなかったんですよね…。
これまでもたくさんの恋愛本を読んで解決策を探してきましたが、小手先の恋愛ノウハウなどが書かれたものが多く、私の知りたい答えは見つかっていませんでした。
小手先テクニックではなくて、もっと本質的な「どうして私は、不幸な恋愛を選択してしまうのか?」という疑問解決してくれる本を探していたんです。
そんなときに見つけたのが、この『異性の心を上手に透視する方法』でした。
読んだら、私がツライ恋愛ばかりしてしまう理由と不幸な恋愛から幸せな恋愛を手に入れる方法もわかったんです。
だから…私は不幸な恋愛ばかりしてしまっていたのか…!
それからは、「この人ちょっと気になる〜♡」と思う男性と出会っても、野良猫男子の気配を感じたら回避・自衛できるようになっていきました。
この本を読む前だったら、回避グセのある野良猫男子と気づかず、猪突猛進でアタックして落としにかかるか、コロッと好きになって付き合ってしまってた気がします…。笑
不幸な恋愛にばかりハマる方にぜひ読んでほしい1冊!
恋愛関係は幼少期に形成された「アタッチメント」で構築される!?
あなたの恋愛がうまくいかないのは「アタッチメント行動」に原因があります。
「アタッチメント行動」とは、愛情の対象を自分に引き寄せるための行動のこと。
そして「子供と親と結ぶアタッチメント」と、「恋愛でパートナーと結ぶアタッチメント」は類似しています。
つまり、幼少期の時に出来上がったアタッチメントを「大人になっても引き継いでいる可能性が非常に高い」んです。
アタッチメントは
- 安定型(Sタイプ)
- 不安型(Nタイプ)
- 回避型(Vタイプ)
の3種類にわけられます。
(※まれに不安型&回避型の複合タイプもいますが、今回は割愛します)
で、どうやってアタッチメントが作られるかというと「幼少期に親がどう接してくれたかで決まる」んですよね。
- 両親が赤ちゃんの要求に敏感ですぐ対応していた=Sタイプ(安定)
- 両親の対応にムラがある=Nタイプ(不安)
- 両親が赤ちゃんを無視していたり、距離を置いていた=Vタイプ(回避)
そうなんです…
この本で説明されてる回避型は、野良猫男子の生態そのもの!!!
そういえば、好きだった彼の言動を思い出してみると
「自分の自由な時間が大事」
「自立・独立心がとても強い」
「他人と親密な関係を築きたいとは思っているが、実際にパートナーが「一緒に過ごせる時間を増やしたい」と言ってきたりすると、息が詰まる」
「パートナーに求める理想が、とても高い」
など、当てはまる特徴がいっぱいありました…!
そっか、私がいつも好きになって玉砕していた相手は回避型の性質持ってたんや…!
そして、そんな回避型に惹かれる私は不安型っぽいwww
安定型・不安型・回避型を見分けるカンタンな診断!
ここで、安定型・不安型・回避型を見分ける簡単な診断をご紹介します!
- 相手と親密になることを、積極的に求める or 避けようとする
- 相手の気持ちや二人の言動について、不安になりやすい or 不安にならないか
2つの質問に答えて、自分がどちらの恋愛傾向があるか選んでみてください!
▼診断結果はこちら
- 親密さを求める、交際中に不安にならない=安定型タイプ
- 親密さを求める、交際中に不安になる=不安型タイプ
- 親密さを求めない、交際中に不安にならない=回避型タイプ
- 親密さを求めない、交際中に不安になる=不安・回避複合タイプ
私は親密さを求める&交際中に不安になりやすい「不安型」っぽいなぁ…
ここで、安定型・不安型・回避型の特徴をざっくりとまとめてみました。
安定型 | 不安型 | 回避型 |
---|---|---|
パートナーに対して自然に愛情表現できる | 相手と自分の思いの熱量の差に不安になりやすい | 自分の自由な時間が大事 |
感情の波も穏やかで、人間関係・恋愛でもどっしりと構えてるタイプ | パートナーができると恋愛が最優先事項になる | 独立心が強い |
自分の要求や感情も素直に表現し、相手の気分を読み取って適切な反応をすることができる | なんでも自分のせいだと責めがち | 他人と親密な関係を築きたいとは思っているが、実際にパートナーが「一緒に過ごせる時間を増やしたい」と言ってきたりすると、息が詰まる |
私は人によって不安になったり回避になったりするから、もしかしたら不安&回避複合タイプなんかな?
共感するのは不安型の特徴のほうが多いから、不安タイプの可能性が高そう〜。
不安型と回避型がくっつくと不幸な恋愛になりやすい!?
ここで不安型・回避型タイプの方に残念がお知らせが…。
不安型と回避型は、安定型に比べて不幸な恋愛を選んでしまいやすいです。
しかも、不安型と回避型は正反対の性質を持っているのに、なぜかお互い惹かれ合いやすいという結果まで…!
ガーーーン!!!マジか…
なぜかというと、不安型は回避型と一緒にいることで、「相手よりも自分のほうが好きな気持ちが強い」と思い込み、がっかりさせられるという被害妄想を強めていきます。
一方、回避型は不安型と一緒にいることで、「自分は相手のように他人に頼らない自由な存在だ」と思いを強くしたり、他人は自分に近づこうとしすぎると思い込みを強めていきます。
つまり、お互いが自分が信じたシナリオを再び演じるシチュエーションを選んでいるんですね。
自分が「どうせ、こうなるんだ」って思い描いたシナリオ通りになるような相手を無意識に選んでしまってるってことかぁ…
不安型は、真反対な回避型に魅了・翻弄され不安を強めるものの、それを愛情だと勘違いするスイッチがオンになってしまうんですね。
なので、穏やかな付き合いができるSタイプ(安定型)に出会っても、アタッチメントシステムがオンにならないので、「これは恋じゃないんだ!」と思い、つまらない相手だと誤解して幸せな恋愛を自ら手放してしまうんです。
うわ〜〜〜めっちゃわかる〜〜〜
周りが「あんな男やめなよ〜」って言う人に恋してたし、逆に穏やかで優しく大切に愛してくれそうな人には「この人は刺激がない!」と感じて全然好きになれなかったり…。
全てはアタッチメントシステムの仕業だったのか…!
なので、私と同じく不安型タイプが幸せな恋愛を築くには、アタッチメントシステムのオンオフを認識できるかどうかにかかっています!
不安型と回避型の恋愛を取り扱った映画『(500)日のサマー』が勉強になる
見る人をモヤモヤの渦に叩き落とす映画『(500)日のサマー』が本書で取り上げられていました。
最初はほとんどの人が「サマーはひどい小悪魔女!!」って思うはず。
でも、不安型と回避型の愛着スタイルを知った上で見直すと、感想が変わってきます。
自由奔放で魅力的なサマーは、トムに対して思わせぶりな態度を取るものの、トムにちゃんと「真剣なつきあいは求めていない」と告げているんですよね。
でも、トムはサマーの魅力にすっかり翻弄されてしまうんです…。
回避型のサマーと不安型のトム。まさに、典型的な回避型×不安型の不幸な恋愛パターンを映画を通して体験することができます。
アタッチメントは、大人になってからでも変えられる!
じゃあ、不安型の私はこの先一生不幸な恋愛しかできないの…?(涙)
大丈夫!実は、子供の頃に形成されたアタッチメントも、大人になってからでも変えることができるんです!!!
私は不安型なので「これから先、ずっと不幸な恋愛しかできないのか(涙)」と落ち込んでいたんですが、大人になってからでもアタッチメントタイプ変化させることができるんですって!
その方法がこちら▼
身近にいるSタイプ(安定型)の人の生き方・コミュニケーションの取り方を見習う 変われると信じ、決意すること
いい加減、幸せな恋愛したいので「私も変われるんだ!」って信じて、安定型の人との恋愛を目指します!!
まとめ 安定型を目指して、不安型の恋愛を卒業しよう!
- アタッチメントは幼少期に親からどう接してもらったかで決まっていく
- アタッチメントは、安定型・不安型・回避型の3つ
- 不安型と回避型がくっつくと不幸な恋愛になりやすい
- 大人になってからでもアタッチメントは変えられる
- 回避型とうまくいくには、自分が安定型に変わるしかない
- 不安型が幸せな恋愛を掴むには、変わっていけると信じ安定型の恋愛スタイルを参考にすること
「野良猫男子以外は好きになれない!」と夢中になってる、そこのあなた。
それ、実は恋心じゃなくアタッチメントシステムがオンになってて「不安を感じる =恋してるドキドキ感」と勘違いしてるだけかもしれません。
野良猫男子を追いかけるのも楽しいけど、幸せな恋愛をしたいなら安定型の男性にも目を向けていきましょうね〜!
…とはわかりつつも、野良猫男子追いかけるのってやっぱ楽しいんだよなあ…!www(なんやかんやハンター気質)